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【稲門建築会近畿支部最新News&Topics】
■「森の展望台・トイレ」見学会■
去る7月27日、(株)高砂建築事務所の高砂正弘氏(苗院昭61)の2002年度JIA新人賞受賞作品である、「森の展望台・トイレ」の見学会をとりおこないました。
場所は茨木市大字銭原115番地(〒568-0087)茨木市青少年野外活動センターです。参加者は委員のお子さん4名、稲門以外の参加者9名を合わせて総勢21名の参加者となりました。
入口ゲートで集合した後、まずは、徒歩で15分程度で山頂の「森の展望台」へ。設計者の高砂さんから設計意図や、建設時のエピソードを聞きながら、のんびりと見学を行いました。
展望台は森林組合の方々の自力建設で、地場の杉材をホームコネクターという仕口材で組んだ木造ラーメン構造で、とてもプロポーションの美しい建築でした。
その後また入口ゲートまで戻り、「森のトイレ」の見学へ。
森のトイレは同じく地場の杉材を使った木造在来工法で、木の縦格子をうまく使った、森の中にふさわしい快々としたトイレです。
約2時間ばかりの見学の後、有志により車で30分ぐらいの場所にある池原義郎名誉教授設計のガレリア亀岡を見学し、散会となりました。

いよいよ見学開始

高砂さんの解説

「森の展望台」外観

「森の展望台」内部

「森のトイレ」の見学

「森のトイレ」外観

オプションツアーの「ガレリア亀岡」
■2003年度稲門建築会近畿支部総会■
去る10月3日(金)稲門建築会近畿支部総会が綿業会館7階大ホールにおいて、本部より尾島俊雄会長をお招きし、とりおこなわれました。
今回より松村委員に替わって藤川委員の司会進行のもと重村支部長によるあいさつと近畿支部の近況、尾島俊雄会長によるあいさつの後、最長老の上林さんによる乾杯の音頭により懇談会が始まりました。
今回の総会の新機軸として、全員に一言話してもらうという趣旨で、さっそく名札の番号順に30秒スピーチが始まりました。しばしスピーチ進行の後、尾島俊雄会長より、大学の近況報告と講演がありました。
近況報告は今の早稲田の困難な状況とそれを打ち破る奮闘の報告がありました。講演は尾島会長の中央公論の記事「この都市のまほろば」を資料に、まさにかつての万博の活気から近年やや沈滞している大阪へのエールと叱咤激励の内容でした。
その後は再び30秒スピーチと歓談の時間。高砂さんの「森の展望台・トイレ」の見学会や、カナダグリーンデザイン賞の森下さんの「滝野のアトリエ」のスライド映写をバックに全員のスピーチが完了後、恒例の都の西北の大合唱&重村支部長の熱いエール。最後は長らく司会進行の労をとってくださった松村委員の閉会の言葉で無事散会となりました。


その後、JIA の講演のため来阪中だった古谷誠章先生らと梅田のビアレストランで合流し、2次会となりました。

重村支部長のあいさつ

尾島会長のあいさつ

最長老の上林さんによる乾杯の音頭

高砂さん近況

尾島会長による講演

都の西北

都の西北

重村支部長によるエール

松村委員による閉会の言葉

綿業会館の内部

綿業会館をあとにする事務局スタッフ

二次会風景