去る11月6日(木)、恒例の近畿支部総会「交流の夕べ」が旧桜ノ宮公会堂において、新谷眞人先生、本多友常先生をお招きし、とりおこなわれました。
会場である旧桜ノ宮公会堂は、明治4年(1872)竣工の造幣寮(現:造幣局)の正面玄関を移築し、昭和10年(1935)に明治天皇記念館として建てられ、その後数々の変遷を経て、2013年4月に、民間企業(ノバレーゼ)が歴史的建築物のリノベーションをし、再び蘇った建物です。
例年通り藤川委員の司会進行のもと、重村支部長によるあいさつ、最長老の太田隆信さんによる乾杯の音頭により懇談会が始まりました。
本年度は近畿支部の規約の制定を行いましたので、この読み上げと承認も行いました。
しばしの歓談の後、新谷先生により、「最近作の構造について−真壁伝承館、宇土小学校、金沢海みらい図書館」と題した講演を行っていただきました。引き続き本多先生より「地域資産継承としての高野口小学校の改修」の講演を行っていただきました。
現代の最新の構造技術と伝統的建築物の保存改修という好対照のお話で、大変有意義であったと思います。
その後恒例の一人30秒スピーチの後、都の西北、を大合唱。槇本のエールの後、委員である森山正和委員の閉会の言葉で無事散会となりました。
二次会は、近くの居酒屋において、新谷先生、本多先生も参加していただき、午後11:00までなごやかな時間をすごしました。
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