去る11月2日(月)例年行われている稲門建築会近畿支部総会「交流の夕べ」に先立ち、稲門建築会近畿支部主催によるトークセッション「早稲田・関西・新世代」がとり行われました。
関西で近年、数を増した早稲田出身のプロフェッサーアーキテクト。1970年代生まれの4人の建築家と1人の建築史家が一堂に会し、議論を深めました。
まず4人からそれぞれの近作や大学での授業の様子をご紹介頂き、その後、倉方氏のモデレートにより、4人の多種多様な経歴・思想・作品性と「早稲田建築」との関係性を中心に議論して頂きました。議論が白熱した上、参加者からも活発な質問、意見交換があり、予定の時間を少し超過しての終了となりました。
トークセッション、その後の近畿支部総会「交流の夕べ」とも連休の中日にもかかわらず、例年に無く50人超えの盛況となりました。
会場は「集う」をコンセプトに、大正3年安井武雄設計・大林組施工によって建設された、「大阪倶楽部会館」です。「集まり散じて人は変われど」・・・多種多様な個性・方向性を持ちながらも、何か根底に流れるものを感じることができた「夕べ」でした。
その後、近畿支部総会「交流の夕べ」が同じく大阪倶楽部の常食堂においてとりおこなわれました。
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