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【稲門建築会近畿支部最新News&Topics】
■講演会「デザイナーにもわかる建築と風の話」■
講師 東京工芸大学名誉教授 田村幸雄先生
去る11/10(金)17:30より交流の夕べに先立ち芝川ビル4階モダンテラスにおいて、近畿支部主催で東京工芸大学名誉教授 田村幸雄先生による風工学にまつわる講演会が執り行われました。

講師の田村先生は松井源吾先生の研究室で構造を研究しておりましたが、風工学分野の研究、教育に転じ、東京スカイツリーなどの超高層構造物や幕張メッセなどの大スパン構造物の耐風設計法の発展と実践にご尽力された方です。

また、重慶大学の専任教授や米国、ポーランド、中国、マレーシア等、15を超える大学で教鞭をとられ国際風工学会の会長も歴任された風工学分野の世界的な権威であります。

講演は「デザイナーにもわかる建築と風の話」と題して、台風などの自然災害についてやこれらによる構造物の被害、竜巻、ダウンバースト発生のメカニズムから耐風設計手法まで幅広い話を約1時間ほどお話しいただきました。

実際の事故事例とその対策法など普段聞けない話ばかりで大変充実した講演会でした。

講演の後、交流の夕べが始まるまでの少しの時間で、5/20に逝去された池原義郎名誉教授をしのび、池原研究室の卒業生である八幡健志さんより「池原先生を偲んで 私の見た池原先生」と題し、スライドショーで池原先生との出会いから、作品のいくつかを紹介いただく話をしていただきました。
■2017年度稲門建築会近畿支部総会■
講演会「デザイナーにもわかる建築と風の話」の後、19:00より恒例の近畿支部総会「交流の夕べ」がはじまりました。 本年度は例年とは少し趣向を変えて、芝川ビルの地下1階「リヴゴーシュ」というベトナム料理のお店を会場としました。貸し切りでないため、いつもの30秒スピーチや都の西北はなし、となりましたが、その分アットホームにゆっくり歓談できる会となりました。

芝川ビル



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