去る2月27日(木)、毎年度の恒例となっていた稲門建築会近畿支部による懇親会「交流の夕べ」とミニシンポジウムを開催しました。
本年度は重村力前支部長から倉方俊輔支部長に交替して初の開催であり、交替に伴う準備期間を経た2年ぶりとなります。
会場は大阪城内の「ザランドマークスクエアーオオサカ」で、ゲストには滋賀県立大学教授の芦澤竜一先生と早稲田大学理工学院教授の田中智之先生をお招きしました。
先ず、重村前支部長から開会の挨拶と、2/23に逝去された太田隆信元支部長への哀悼の言葉と黙祷をささげました。
その後、倉方支部長を司会に芦澤先生。田中先生と「どうなるのか!?早稲田の建築教育」と題したミニシンポジウムを行いました。
初めに芦澤先生が滋賀で取り組んでおられる里山再生のプロジェクトや、田中先生の熊本駅周辺整備のプロジェクトなどの紹介の後、学生を巻き込んでのプロジェクトの状況や昨今の学生の気質に話が及びました。
倉方支部長と両先生は同期生で、また大学で教鞭をとっておられるという共通点があり、建築教育、ことに早稲田建築教育のありようについて、たいへん闊達な議論がなされました。
シンポジウムの後、最長老である藤本健さんによる乾杯の音頭により懇談会が始まりました。その後、恒例の一人30秒スピーチと歓談、最後に「都の西北」を大合唱し、槇本委員のエールの後、倉方支部長の閉会の言葉で無事散会となりました。新しい体制での「交流の夕べ」も無事盛況のうちに終わりました。
二次会は会場近くの居酒屋で、両先生方とスタッフを中心に歓談に加え、重村前支部長への感謝の言葉と記念品贈呈など行い、なごやかなひと時を過ごしました。
 会場 |  開会挨拶 |  ミニシンポジウム |  倉方支部長 |  芦澤先生 |  田中先生 |  乾杯 |  歓談 |  都の西北 |  記念品の贈呈 |
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